七並べは、トランプで遊べるオーソドックスなゲームの1つです。4つのマークの7を中心に連続した数字の列を作っていくゲームで、小学校に上がる前の子供と一緒でも、教えながらゲームを楽しむことができます。
ゲームの特性上、2人だと相手の持っているカードがわかってしまうので、3人から5人くらいで遊ぶのがオススメです。子供を交えて家族で遊ぶときなど良いですね。
基本的には、ジョーカーは抜いて52枚でプレイするが通常ルールですが、ジョーカーを入れるバージョンでも遊ぶことができます。その場合は、少しルールが複雑になるので、小学生以上を対象にしたほうが良いでしょう。
ここでは、七並べの基本ルールと、ゲームを遊ぶコツ、ジョーカー有りバージョンのルールなどを紹介していきます。
七並べのルール
1.
ジョーカーを抜いた52枚のすべてのトランプカードを、同じ枚数ずつみんなに配ります。
2.
カードを配り終わったら、7のカードを持っているかを見て、持っている場合は7のカードを縦に並べて、場にダイヤ、スペード、ハート、クローバー、4枚すべてを出します。
3.
じゃんけんをして、親を決めます。
4.
じゃんけんで勝った人が親となり、親の左隣の人から、持っているカードより7と隣り合う数字を、同じマークで並べていきます。(最初は各マークの6か8)
出せるカードが無い場合は「パス」をします。この時に出せるカードがあっても戦略的にパスをすることもできます。パスは1回のゲームで3回まで出来ます。
5.
パスが3回を超えてしまった人は、その場で失格となり、歯抜けでOKなので持っているカードすべてをそのカードが並ぶべき場所に置きます。
残っている人でまだカードが出せる人はそのままゲームを続けます。失格した人のカードは飛び飛びに並びますが、間が空いているうちは、その続きのカードは出せず、飛び飛びのカードまでつながったら、その先が出せるようになります。
6.
最終的に、自分の手持ちのカードが一番早くなくなった人が勝ちとなります。
七並べのコツ
七並べのコツは、カードが配られた時に持っているカードが有利か不利かを把握することです。7の付近のカード、5、6、8、9あたりを持っていると、有利となり、逆に1、2、Q、K、を最初に多く持っていると不利になります。
7の付近のカードを持っているのであれば、あえて出さなければ、他の人は7より前のカードを置けなくなります。状況をみて、上がりそうな相手がいたら、持っているのにパスする、というのも戦略のうちの1つです。
ジョーカー有りのルール
七並べの少し変わったルールとして、ジョーカーを一枚混ぜて遊ぶ方法があります。ジョーカーの使い方は、自分が持っていないカードを間に挟んで、1つ先のカードを出すことができます。
たとえば、ハートの6が場に出ていた場合、ジョーカーを出してハートの4を出すことができます。するとハートの5を手札に持っている人は、自分がそのカードを出したときに、ジョーカーを受け取らなければいけなくなります。
勝利条件は基本ルールと同じ、先に手札がなくなった人となりますが、絶えずジョーカーが誰かの手に渡るため、通常の七並べよりも盛り上がります。
なお、手札が全部なくなったとしても、最後にジョーカーを持っていたら、その人は負けとなります。
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