だるまさんがころんだは3人以上いる時に遊べるゲームです。ルールも簡単ですし、小学生の低学年では授業でもクラス単位で遊ぶことがあるので人数は20人ほどの多人数でも遊べます。
ただし、あまりにも人数が多いと動かない子も出てきてしまうため、多くても10人ほどで遊んだほうがみんなでわいわいできるのでおすすめです。
また、外遊び向けですが体育館や教室内など室内でもできるので内遊びのゲームとしても人気です。
だるまさんがころんだは、木や壁など鬼がいる場所を決めて子に背を向けたまま「だるまさんがころんだ!」と大きな声で叫び、振り向き、そのときに子が「ピタッ!」と動きを止める遊びです。
もし動いてしまったら鬼に捕まり、手を繋いで行き、全員捕まったら鬼の勝ち。子が鬼の体にタッチしたら「ストップ!」の掛け声で止まり、鬼にタッチされたら交代です。
今回はこの、だるまさんがころんだの基本的なルールや、より楽しく遊ぶためのコツ、上手にゲームに勝つポイントについて紹介します。
だるまさんがころんだの遊び方
1.
じゃんけんをして鬼を1人決め、壁や木などがある所に立ち、子は20mほど離れたところに一列に並びます。
2.
鬼の「はじめの一歩!」という掛け声を合図に、子は大股で一歩進みます。
この時、鬼だけではなくみんなで「はじめの一歩!」を言っても構いません。
3.
鬼は子に背を向けたまま「だるまさんがころんだ!」と子に聞こえるように大きな声で叫んだ後、子の方へ振り返ります。鬼が振り返ったときには子は「ピタッ!」と動きを止めなければいけません。
この時、子は鬼が背を向けて「だるまさんがころんだ!」と言っている間に少しずつ鬼に近づいていきます。
これを繰り返します。
4.
鬼が見ている間に動いてしまった子は、「○○くん動いた!」と名前を呼ばれて鬼と手を繋ぎます。
5.
子は鬼が「だるまさんがころんだ!」と言っている間に近づき、鬼に捕まった子と繋いでいる手を「切った!」と言って触ります。
6.
鬼以外の全員はスタートした方へ向かって走り、鬼は「ストップ!(止まれ!)」と言って子を止めます。
ポイント
鬼がすぐに「ストップ!(止まれ!)」と言っていいのか、「だるまさんがころんだ」と言ってから「ストップ!(止まれ!)」と言うのかルールを決めておきましょう。
5秒数えてから言うなどオリジナルのルールを決めても構いません。子の逃げる時間が少しあったほうが楽しくなります。
7.
この時に鬼が動いていい歩数(3歩や5歩など)を決めておき、その歩数を移動して子にタッチできたら、その子が次の鬼になります。
もし、複数の子にタッチできたらじゃんけんで次の鬼を決めます。
ポイント
鬼は一番近い子にタッチしなくても構いません。
動ける歩数で届きそうな子であれば誰にでもタッチできます。
楽しく遊ぶためのコツ
ここでは、オリジナル要素を入れてさらに楽しく遊ぶ方法をご紹介します。
ポーズを決めておく
「だるまさんがころんだ!」と言われたときに子が静止するポーズをバンザイや片足立ちなど決めておくと面白いです。
セリフを変える
「だるまさんが○○した」と言って「ころんだ」以外の言葉に置き換える方法もあります。
「だるまさんがころんだ」は10文字という決まりがありますが文字数を変えても大丈夫です。
「だるまさんが新聞を読んだ」と言って新聞を読む格好をしたり、「だるまさんが空を見た」と言って空を見上げるようにしたり、思いつくものを交互に叫んで子がその通りにしなければ動いた時と同じように鬼と手を繋ぐルールにしても楽しめます。
「だるま」部分をライオンや犬、猫など動物の名前にして、ポーズをとるようにする遊び方もあります。
だるまさんがころんだの攻略法
とてもシンプルな遊びのだるまさんがころんだですが、鬼が勝つ方法、そして子は生き残る方法があるのでご紹介します。
鬼が勝つ方法
「だるまさんがころんだ!」と叫ぶタイミングを早くしたり、遅くしたりしてフェイントを入れてズラすと子は引っかかりやすいです。
例えば、全部を同じ速度で言い切らずに「だるまさんがころ・・・ん・・・だ!」と途中を止めるのも使えます。
子が生き残る方法
ポーズのルールにもよりますが、できるだけバランスのとれるポーズを維持すること。
走るのが苦手ならできるだけ鬼に近づかないようにするのも作戦の一つです。
まとめ
今回は、だるまさんがころんだのルールや遊び方を紹介しました。
だるまさんがころんだは道具を使わずに少人数でも多人数でも、さらに外でも室内でも遊べるゲームです。
動いている最中に鬼のさじ加減1つで急に止まらなければならないというゲームですが、その繰り返しでやっとの思いで鬼に近づき「切った!」という時のスリルがたまりません。もしちょっとでも動いてしまうと捕まってしまいますからね。
そんなハラハラドキドキしながら遊べるだるまさんがころんだは沢山の友達とワイワイしながら楽しめます。
ただし、斜面などの静止したときにバランスの取れない場所で遊ぶのはとても危険なので平らな地面の所で遊びましょう。
子供だけでなく大人も混ざって楽しめるので、ぜひ今回ご紹介したルールを参考に遊んでみてくださいね。
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