グリンピースは、じゃんけんに掛け声とルールを追加した手遊びの一つです。
普通のじゃんけんよりも少し複雑になるため、小学生の低学年あたりの子がちょっとの時間で遊ぶのにちょうど良いルールです。
もともとは「軍艦じゃんけん」から派生したものと言われていますが、実は「グリンピース」は関東を中心に知られており、この掛け声以外にも「ドンパッパ」「カレーラーイス」など、複数の呼び名で伝わっています。ただ、基本的なルールは同じとなります。
今回はこの「グリンピース」のゲームルールと、他にどんな掛け声があるのかについて紹介します。
グリンピースのルール
1.
まず、じゃんけん勝負をする2人で向き合います。
ポイント
「グリンピース」では、じゃんけんをする時に「掛け声」が決まっています。
グーを出す時は「グリン」、チョキを出す時は「チョリン」、パーを出す時は「パリン」という掛け声をかけます。
2.
まず、最初のじゃんけんをします。その時にじゃんけんをする2人が同じタイミングで「グリンピース」という掛け声をかけて、最後の「ス」の時にジャンケンをします。
3.
じゃんけんで勝った人が次のじゃんけんの掛け声をします。その時に、出している手の形の掛け声を2回と、新しく出す手の形の掛け声を1回掛けます。
たとえば、最初に「チョキ」で勝って、次に「グー」を出す場合は「チョリンチョリングリン」と言います。最後に出した手の形で、買った人がまた掛け声をかけます。
「パー」で勝って、また「パー」を出す場合は、「パリンパリンパリン」と、同じ言葉を3回繰り返します。
4.
2回目以降のじゃんけんで、「あいこ」になった場合に、お互いに「ドン!」と言います。この「ドン!」を言うのが早かった方が勝ちとなります。
ポイント
慣れてきたら、どんどんスピードを上げていきましょう!早くなってくると、「ドン!」というのを言い忘れてしまったり、間違えて「ドン!」と言ってしまうなど、混乱してくるので面白いですよ。
ほかにどんな掛け声があるの?
ちょっと一休み。ここでは、「グリンピース」以外に、どんな名前のこのじゃんけんルールがあるのか、また、どんな掛け声なのかを見てみましょう。
カレーライス
最初の掛け声が「カレーライス」になります。掛け声は、グーが「グー辛」、チョキが「チー辛」、パーが「パー辛」となります。
ドンパッパ
最初の掛け声が「ドンパッパ」になります。「ドン」の時に相手の右手を打って、「パッパ」の時に、手の形を2回出します。2回目に出した手が自分の正式な手になります。
まとめ
今回は、グリンピースのルールと、グリンピース以外の掛け声ルールについて紹介しました。
ただのじゃんけんよりも複雑になるので、コミュニケーションをとりながら相手と遊べるので、大人が小さな子と遊ぶ時にも採用したいゲームルールの内の一つですね。
慣れてきたら、3人で遊んでみるのも面白いです。3人ともあいこになる確率が低くなるので、より白熱したゲームを楽しめますよ!
是非、試してみてくださいね♪
コメント
北関東には、4種類の拳を出すジャンケンがあります。通常のグー、チョキ、パーに、「イド(OKサインの形)」が加わります。イドは、グー・チョキに勝ちパーに負けます。一見、イドの勝つ確立が高そうですが、実戦では、裏の裏の裏の……と、少しだけ勝負性が増すようです。海外のフランスにも四種類の拳のジャンケンがあるようです。これ、AKBの大会でやったら面白いのにな。グリンピースだと「イドリン」言い辛いですね。