色鬼は、鬼ごっこのルールのうちのひとつです。
普通の鬼ごっこに加えて、色の要素が入ってきます。なので、幼稚園くらいの小さい子の教育としても「色を覚えてもらう」などの学習的な要素を交えた遊びとしても活用できますね。
もちろん、小学生くらいの子供たちと遊ぶ時などに候補として挙げても十分に楽しめます。小学生の場合は低学年くらいまでがおすすめですね。
さて、そんな色鬼ですが、「色に触れていれば鬼はその人を捕まえられない」というルールは誰でも知っているかと思いますが、「じゃあずっと色に触れていれば捕まらないんじゃない?」とか、「いろんな色が入っている空き缶を持ってれば、そもそも逃げなくてもいいんじゃない?」とか、疑問が出てきますよね。
なので、そんな場合は、「NGルール」や「アレンジルール」をあらかじめ決めておくと、子供たちの間でルールが破たんしないで楽しく遊ぶことができます。
今回は、この色鬼の遊び方とルールについて紹介します。
色鬼のルール
1.
まずじゃんけんなどをして鬼を1人決めます。鬼が誰かに決まったら、鬼以外の人はすべて子になります。
2.
鬼が決まったら、鬼以外の「子」が鬼に「色は何色?」とたずねます。
3.
鬼は、その質問に対して、「あお」「あか」「きいろ」など、わかりやすい色を指定します。
4.
鬼が色を指定したら、そのあと、鬼は声にだしながら「10」まで数を数えます。
5.
10まで数え終わったら、鬼は子を追いかける。その時に、子が「鬼が指定した色」の物に触っている時は鬼は子を捕まえることができません。
6.
鬼は、まだ指定した色に触れていない人だけを追いかけ、タッチできたら次は、そのタッチされた人が鬼となり交代します。
7.
全員が、鬼が指定した色の物を見つけて触ることができていた場合は、追いかける人がいなくなるため、鬼は次の色を指定します。
ポイント
色鬼は、原っぱなど何もないところだと色の種類が少ないので遊ぶことが難しいです。なので、色鬼で遊ぶ時は、遊具の多い公園など、障害物やモノが多い、少し広めの場所をチョイスするのがポイントです。
色鬼のアレンジルール!
さて、ちょっとルールをひねってある鬼ごっこ種類の一つである、この「色鬼」。ルールは単純なのですが、いろんな色があったりする場所だと、かえって鬼が全然、子を捕まえられなくなってしまいます。そうすると、鬼は、鬼ばっかりやっていてつまらないですよね。そういった場合は、アレンジルールを追加しましょう。
身に着けているものや、持っているものは禁止する
アレンジというか、追加ルールとなりますが、身に着けている服や靴、空き缶や、持ち物(ボールペンや消しゴムなど)についている色はNGルールとして最初に決めておきましょう。
ずっと持っているだけで、鬼がタッチできなくなると、ゲームとして成立しなくなってしまいます。
10秒ルールと3秒ルール
子が鬼が指定した色を見つけた時、その色に触れていられる(鬼が捕まえられない)時間を10秒までと決めておくのも面白いですよ。子はこの時、秒数を声に出すようにしましょう。
そしてさらに、10秒たったら、子は違う色を探しに行くとき、鬼は3秒待たなければならないというルールも追加しましょう。(そうしないと、10秒後に、鬼はかならず子を捕まえられる状態になってしまいます・・・)
けっこう、色鬼は、鬼が指定した色をタッチできた子は、他の子が追いかけられている間、暇になってしまいます。
このルールが追加されていると、追いかける鬼も子を捕まえるチャンスが増えますし、色を見つけられた子も、暇になることがないので、より白熱した色鬼を楽しむことができますよ。
まとめ
今回は、色鬼の遊び方と、アレンジルールについて紹介しました。
色鬼は、遊具の多い公園などで、年長~小学生低学年まで幅広く遊べるゲームです。ただし、追いかける鬼と、追いかけられている人以外は暇になってしまうことが多いので、今回紹介したアレンジルールを盛り込むと、より白熱した色鬼を楽しむことができます。
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