「いっせーの」は2人以上いる時に楽しく遊べるゲームです。親指を使うゲームなので人数が多くても4人くらいがおすすめです。
「いっせーの」は人数が集まったら向き合うか円になり、じゃんけんのグーの状態で両こぶしを出し(親指が上向き)、そして「いっせーの○!」の掛け声で○には全員の親指の合計本数のうち、挙げると思う数字を入れて言い合う遊びです。
道具がなくてもすぐに遊べる遊びで、ルールも簡単なので小学生低学年や、小学生に上がるちょっと前くらいの子供でもルールを教えて一緒に遊ぶことができます。
また、「いっせーの」は「指スマ」や「たこたこ」など地域によって方言があるためゲームの名称が変わります。
どれくらいの種類があるのかもまとめましたのでチェックしてみてくださいね。
今回はこの、「いっせーの」のゲームルールについて基本的なルールや方言などを紹介します。
「いっせーの」のルール
1.
人数が集まったらじゃんけんをして最初に「いっせーの○!」を言う人を決めます。
2.
全員で両こぶしを親指を上にした状態で前に出します。
3.
時計回りか、反時計回りに進み、自分の順番が来たら「いっせーの○!」と○に数を入れた掛け声をします。
ポイント1
その時に挙げることのできる指は親指だけなので、2人で行う場合の○に入れられる数は、
- 0(ム)
- 1(イチ)
- 2(ニ)
- 3(サン)
- 4(シ)
の5パターンになります。
ポイント2
3人で行う場合の○に入れられる数は、
- 0(ム)
- 1(イチ)
- 2(ニ)
- 3(サン)
- 4(シ)
- 5(ゴ)
- 6(ロク)
これらの7パターンになります。
4.
自分の掛け声の数と、場の親指が立っている数が同じなら片手を下ろします。その後、下ろした片手はゲームに参加しません。
場に出ている親指の数も減るので親指の合計が「いっせーの○!」で○に入れられる上限数です。
5.
順番に言い合い、最後の一人になるまで繰り返します。
先に両手を下ろせた人が勝ち、最後まで残った人が負けです。
「いっせーの」の方言
「いっせーの」は地域によって呼び名が変わります。
方言を集めてみるとこんなにもありました。
- せの
- せのじ
- いせのせ
- いっせーのーで
- いっせーのーせ
- いせので
- いせせ
- いっせっせ
- ちゅんちゅん
- ちょんちょん
- ちっち
- ルンルン
- あおざめ
- せっさん
- たこたこ
- バリチッチ
- チーバリ
- そろばん
- ジンチ
- うー
- んー
- 指スマ
「指スマ」はテレビでSMAPが番組内でやっていたのでご存知の方も多いと思います。
掛け声バリエーション
ほとんどは掛け声がそのまま「指スマ○!」のようになりますが、中には知らないとリズムやタイミングが分からない「チッチッチッチ チーバリチッチ○!」「さんのーがーはい」などもあります。
世間一般的にはこのゲームを知っている人の7割が「いっせーの!」という名前で通じるようです。
まとめ
今回は、「いっせーの!」のルールや遊び方を紹介しました。
心理戦とも言えますが、ほとんど勘で遊ぶゲームです。最後の1対1になったときの緊張感は楽しいですね。
とてもシンプルな遊びなのに、ついつい大声になってしまう興奮度MAXの「いっせーの!」は子供でも大人でも楽しめるゲームなのでおすすめです。
また、方言もたくさんありました。
あなたの地域ではどの掛け声で遊んでいますか?
まだここで紹介できていない方言がありましたらぜひコメントで教えていただけるとうれしいです。
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