ビームフラッシュは、じゃんけんに特殊なルールを追加して、体を使って遊ぶことができる手遊びです。
「じゃんけんぽいぽいどっち引くの」を基本として、じゃんけんをするゲームなのですが、この言い方やルールについては、地域や世代によってさまざまなバリエーションが存在します。そこで今回は、この「ビームフラッシュ!」の基本的な遊び方や、バリエーションも一部紹介します。
紹介するルールは、管理人が知っているルールとなりますので(おそらく王道のルールだと思います。)幼稚園児など小さい子と遊ぶ時は少し簡素化したり、小学生同士で遊ぶ時は少しルールを追加したりと、こちらで紹介するルールを参考に、自分たちなりの遊び方をあみだしてくださいね。
それでは、さっそくいってみましょう。
ビームフラッシュのルール
1.
2人で向かい合います。
2.
「じゃんけんぽいぽいどっち引くの?」と2人で声を合わせて言いながら、「ぽい」の時にそれぞれ右手と左手をクロスさせながら、じゃんけんの手のポーズをとります。この時にどちらの手を引けば相手に勝てるかを考えておきましょう。
ポイント
同じかたち、たとえば右手「グー」、左手「グー」という、両手とも同じかたちでの出し方も可能ですが、それだと相手はふつう2種類の別のかたちを出すので、「あいこ」か「まけ」のどちらかになってしまう可能性が高くなります。
3.
「2」の後に同じリズムで「こっち引くの」と言いながら、お互いの自分の片方の手をひっこめます。「あいこ」となった場合は、もう一度、「じゃんけんぽいぽいどっち引くの?」と、最初に戻ります。この時、リズムは崩さないようにしましょう~。
4.
じゃんけんに勝った方の人は、ここで「ビームフラッシュ!」と言いながらポーズをとります。この時にとったポーズによって勝敗が決まります。
とれるポーズは、以下の3種類です。
ビームフラッシュのポーズ
真ん中よりもチョイ右くらいの胸のあたりで、右腕を立て立てて、その前に左腕を横にして交差する(十文字を作るのようなポーズ)
じゃんけんで言う、「グー」のポーズ。
両腕の閉じたチョキのポーズを、手のひらを相手に見せる状態でおでこの部分にもっていく。(クリリンが使う太陽拳に似たポーズ)
じゃんけんで言う、「チョキ」のポーズ。
右腕を横にして胸のチョイ下に持っていき、右手の手の甲に左ひじのつけ、左ひじは縦にしてL字型を作る。
じゃんけんで言う、「パー」のポーズ
ポーズ名 | ジャンケンの役目 | 勝ち負け |
スぺシウム光線 | グー | エメリウム光線に勝って、ワイドショットに負ける |
エメリウム光線 | チョキ | ワイドショットに勝って、スぺシウム光線に負ける |
ワイドショット | パー | スぺシウム光線に勝って、エメリウム光線に負ける |
ビームフラッシュのルールとバリエーション
次に、ビームフラッシュのバリエーションについてです。地域や世代によってさまざまなバリエーションが存在します。ここではその一部を紹介します。
- じゃんけんほいほい、どっち出すの、こっち出すの
- じゃんけんぽいぽい、どっち替えて、こっち引いて
- じゃんけんぽいぽい、いっこ変えて、いっこ出して
こんな感じで、「ぽいぽい派」と「ほいほい派」、また、「出すの派」「引くの派」に大きく分かれます。
まとめ
今回は、「じゃんけんぽいぽいどっち引くの」のフレーズでおなじみ、じゃんけん遊びの内の一つ「ビームフラッシュ!」を紹介しました。
私の地域では、「ぽいぽい派」でした。あなたの地域ではどうでしたか?
また、今回紹介した以外にも、さまざまなルールも存在しているようです。今回紹介したルール以外にも「こんなルールがあります!」というものがありましたら、ぜひ、下のコメント欄に書き込んでみてくださいね!
コメント
このじゃんけん、
『志村けんのだいじょうぶだぁ』が発祥(オリジナル)とされてるけど、
完全な間違いです。
名古屋では、少なくとも1974年には、
「じゃんけん ほい ほい どっちとる こっちとる ビームショワッチ(ビームフラッシュだったかも)」
って遊んでました。